やっておきたい地震対策
取り組みが手薄な防災対策
2007年8月25日付け 日本経済新聞・NIKKEIプラス1の記事によりますと、新潟県中越沖地震後、防災への関心は一段と高まってきたそうですが、各家庭の「防災対策」はというと・・・?
実際は意外と手薄なようです。
インターネット調査会社を通じて、家族と住んでいる20歳以上の男女1000人を対象に行った調査による「取組みが手薄な防災対策・ランキング」
第1位「簡易トイレの備え」
断水時に困るだけではなく、避難所でも設置の遅れや不足が問題になる。にもかかわらず、このトイレ事情まで気を回している人はごくわずか。
専門家も「トイレは食べること以上に我慢がききにくい。簡易トイレは常備すべき」とのこと。
私も、阪神大震災での経験は、トイレで苦労したこと。断水の中、近くの水質のあまり良くない川に、水洗トイレ用の水を大きなバケツで何回も汲みに行きました。
こんな時、お風呂の残り湯を置いていたり、家庭が“電気温水器”ならばタンク内の水を利用できるので、助かりますね。
もし簡易トイレがあれば、こんなときも助かります。最近はポリ袋と凝固剤などがセットになって売られており。防臭や衛生面を考えられたものもありますので、是非一家に一台ご用意を。
第2位「家族で一緒に取り組む防災訓練」
職場や学校などでは定期的に行われていますが、実際家庭では一切何の話し合いももたれていない
と思います。非常時に持ち出すものや避難路などをきちんと家族で話し合った上で訓練をして、防災意識の向上につなげたいものです。
第3位「災害用伝言サービス」
NTTや携帯電話各社が提供する災害用伝言サービスを「試した事がある」という人は少数派。専門家の話では「家族がお互いに利用法を知っていないと、いざというとき安心して使えない」と指摘。
各社が毎月一日や防災週間(8月30日〜9月5日まで)などに設けている体験日に「練習」しておくことをすすめる。
第4位「救急時に必要な医療情報カードの作成」
意識不明などで自分では話せない状況が想定されるので、走り書きのようなメモではなく「救急隊員など第三者がはっきりと分かるようなカードをつくり、財布などに入れて携帯する」ことが重要。
第5位「被災生活で必要な情報をまとめたメモの作成」
生活の再建に必要な備え。家屋の倒壊で預金通帳などがつかえなくなることがあるが「銀行口座番号を控えておくと、運転免許証など本人確認ができるものがあれば基本的に預金を引き出せる」とのこと。災害時の引き出し可能額も含めて金融機関にご確認を。
第6位「ガラスの飛散防止対策」
家屋の防災対策は、家具の転倒防止などに比べ、6位の「ガラス飛散防止対策」をしていないという回答が多かったようです。避難するときに素足で踏んでしまい負傷する人が多いので、こちらも是非検討してみてください。ちなみに当社では、防犯フィルム張りも承っております。飛散防止にも充分役立ちますので、よろしくお願いします。(一部CMですみません)
以下 第7位「家屋の耐震性のチェック」
自治体などが耐震診断を実施。
第8位「携帯電話の簡易充電器や予備バッテリーの備え」電気が止まったり、避難生活が長引いたりした時のために備えて
第9位「家族それぞれが個別に必要とするものを用意」
乳児用品、持病の薬、アレルギー対応食品などの事情を考慮して準備。
第10位「地域の自主防災組織の活動への参加」近隣住民と防災訓練をするなど、日ごろから声を掛け合う習慣を。
この調査から、家庭の防災対策について取り組んでいる人が多かった項目のトップは「身元証明ができるものを常に携帯している」で次いで「地域の一次避難場所、広域避難場所を正確に知っている」、「消火器や簡易消化具を備えている」の順だったそうです。
それでも「しっかり取り組んでいる(備えている)」と回答したのは、どの項目も3割以下だったそうです。
自由回答では「飲料水だけは確保している」「心がけなくてはいけないと思っているが何もしていない」といった声が目立ち、意識はしても十分な対策に結びついていない過程が多かったようです。
これをお読みになられた機会に家庭での点検をいま一度やってみてください。



