住宅資金に関するアドバイス
このくらいは知っておきたい「サブプライム問題」その1
■アメリカの住宅ローン市場
今回のサブプライム問題の根本を理解する為には、サブプライムローンについての基本を押さえておく必要があります。
まず、2006年のアメリカの住宅ローン残高は円換算で日本の約6倍にあたる1200兆円ほどで、新規貸出額は日本の14倍にも達しています。(図表@)

そして、アメリカの住宅ローンの残高は、国債の残高を大きく上回っており、国債残高の方がはるかに多い日本とは大きく異なります。
それから、MBS(=住宅ローン担保証券。商業用不動産ローンを裏付けとしたCMBSと、通常の住宅ローンを裏付けとしたRMBSに分けられる)の市場規模では、アメリカは日本の約60倍もの規模になっています。
MBSの年間発行額が住宅ローンの新規貸出額の20%程度である日本に対して、アメリカでは80%程度。
新規に貸し出され住宅ローンの大半が証券化される状態です。
アメリカの住宅ローン市場では、MBSは欠かせないものなのです。


